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03/28/2023 06:43:47 更新

Q3.会社にかかって来る闇金や架空請求業者の嫌がらせ電話について、何かいい対処方法はありませんか?

会社にかかってくる嫌がらせの電話等については、これはれっきとした「業務妨害」に当たります。

まだ会社や実家等に嫌がらせの電話等が入っていない場合

まだ嫌がらせが発生していないと言う状態であれば時には嘘も方便とも言いますから、インターネットの無料懸賞サイトやプレゼントサイトのような所で応募したら、TVでよくやっているような架空請求業者の類に情報が漏れて、最近おかしな電話がかかってきていて困る。応募の際には勤務先や家族構成等も書いてしまったので、もしおかしな電話がかかってきたら私とは関係ないから一切相手にせずガチャ切り等の対応でもするようにお願いします。等と言うような感じで対処を事前にお願いしておくのも宜しいかとも考えます。
馬鹿正直に、闇金業者からお金に困って借りようとした等と打ち明けると、どうしても打ち明けられた相手は、貴方にそれなりに借金がありお金に困っているんだなと思うのが一般的です。
そう思われた際に、相手が貴方を見る目に色眼鏡がかかってくるとも限りませんから、そうなれば色々な面でも貴方にとってはマイナスです。
従って、そう言うのを未然に防止するのも貴方の将来や生活を守る為にも当会では必要とも考えますが、これはあくまでもまだ嫌がらせが全く発生していない場合でのみ、嘘も方便として運用可能な範囲にあるとの考えです。

もし、既に嫌がらせが始まっていると言うような場合には、正直に全ての事を相手に打ち明けるようにされて下さい。

■簡単な対処方法
貴方がもう会社を辞めた等と言って貰う事です。

会社の電話受付を担当している従業員か上司等に、
貴方はもう会社を辞めた。
うちには関係の無い事だからこれ以上電話して来ないように。
今後も続くようなら警察へ届ける事も検討しなくてはならなくなります。
等とでも「一方的に」言って貰い、後はガチャ切りで構いません。
オーソドックスですが効果的な対処方法です。

会社への嫌がらせの場合、この程度の対応により殆どの闇金(架空請求業者等も含む。)等は手を引いて嫌がらせをするのを止める場合が多いです。
しかし、全てではありませんので、そう警告していたり、問題の元になった本人が本当に自主退社したり会社を首にされて既にいなくなっていても、今度は会社からお金を巻き上げようと考えているのか解りませんが、嫌がらせを止めない闇金融もいますから、もしそのようなしつこい闇金融の場合には、会社として本当に被害届を出すなり刑事告訴すると言うような事を検討されて下さい。

■法的な対処方法(次の2通りが有効です。)

被害届を出す。

嫌がらせの電話を受けている会社(営業所)の住所地を管轄している警察署の、生活安全課(又は保安係等)の闇金担当の刑事さんの方まで、業務妨害の嫌疑有りと言う事で被害届を出せないか? を、会社を代理する者(上司等の責任者等)が相談に行き、必要があれば被害届を提出する。

刑事告訴をする。

会社法人として、業務妨害の嫌疑により刑事告訴を行う事を検討し、必要があれば告訴状を作成し、会社(営業所)の住所地を管轄している警察署へ提出する。

(顧問)弁護士や司法書士へ相談する。
自分の素性や存在を明らかにせず隠匿し、尚かつ自らが違法な活動や行為をやっていると自認しているような輩相手に対しては、実質的に弁護士を起用しても殆どその効果を期待できませんし役にもたちませんので、会社自身で上記二つの内いずれか都合の良い処理を選んで処理されて下さい。
弁護士が活躍できるようなステージは、法律云々と言えば通用するようなまともな正規業者が相手のような時位です。

但し、刑事告訴すると言うような場合に限り、弁護士等に告訴状を作成させたり提出させる等の処理を指示し、警察が捜査に動く方向で処理できるように処理をさせるような場合は別です。このような方向での処理で弁護士を使うのであれば、それは有効な選択肢の一つとなります。

参考知識

■参考リンク
全国警察署名称位置管轄区域(警察庁)

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